>>1684ふふっ。[擦り寄ってきた子猫を胸に抱く。あの頃、親であるコダマをよくそうしていたように]…あのね、私がまだ今よりずっと幼かった頃。キミのように綺麗な声で歌ってくれる人がいたんだよ。お互いに隠し事もいっぱいしていて。そして離れてしまったけれど。私の大切な人の一人だったんだ。[そっとその頭を撫でながら。深く深く沈めてきた記憶を暫し浮かび上がらせた]