─教会─ライヒアルト……?そうか……それが、その方の名か。[>>1682 知るのを半ば諦めていた名を繰り返す。白猫が、なぁ、と鳴いて、尾を振った]……ピアノ、を?この曲を……か。[少女の願いに、青年はしばし、思案の素振り。また、猫が鳴いて、碧はそちらを見た]そう……だな。この曲を、覚えていてくれる人が増えるなら……私も嬉しい。私で良ければ、お教えしよう、お嬢さん。[それから、青年は少女に向き直り、微笑みながら一つ、頷く。白猫も少女の方を見て、一声、ないた**]