[防御を抜けたは良いが、女性も上手い事避けて大概の羽根が避けられる]
『ち、伊達にここには居ないか』
[相手には、キィ、としか聞こえぬ声。舌打ちに似た雰囲気は感じられたか。
近付いて叩き込むのが良いかと駆けようとして、割れる眼前のガラス板。そのまま突っ込めばこちらが貫かれる]
『遠隔で出来んのかよ、厄介な!』
[全て避けるのは難しい。故に身体を横回転させ痛覚の少ない尾を使い、横に一閃。顔の部分へ向かう破片だけ横へと振り払う。身体や脚へ襲う破片はそのままに、女性へと向けて突進した。朱を散らせながら女性に対し頭突きを狙う]