[縦穴を駆けて行く際にも、震動や爆発音は響いていた。その原因の一端が自分──というのは、さておき]上の連中、大丈夫かね……。[そんな心配をしつつ、翼に力を込める。やがて、横合いに先ほど飛び込んだ扉を認めたなら、その前で停止して]……おらよっと![爪をかざしつつの、かなり強引な突進でそれを打ち破り。そのまま、外へと転がるように飛び出した]─ →地上・エレベーター前─