/*>>1667ブリジット[張り合うようないばらの色に忍び笑うような貌になった。そうか、もう一度繰り返される名に相槌を打つ。たこ焼きが出てくる令嬢家、か。可愛いな。]…ブリジット。[云われたように名前を呼んで]――…嬉しいね。[そう応えてみせたか。聴こえてきた微かな声には足りない、と裡が呟く。薄く開いた眸、途切れた言葉の先を訊くように口付けを離すけれど、言葉が待てなくて三度目。亜麻色の髪を愛しむように、ゆっくりと梳いた。]