―見詰める先/追記―[風に白銀を遊ばせていた男は、見詰めていた“3”の元に幾多が加わるを見届けるとゆっくりと紅を“3”のうちの1つに向けた。]ん。それは大丈夫だと思うよ。グラォが、リヒトが……こんな状況で狩りを続けたのは、グラォと子どもが生きるためだし。それに、約束したから……―――