[避けられた一撃をさほど意に介した様子も無く、即座に構えなおす。追撃を加える為更に一歩踏み出すが、]――なッ、[走る蒼の閃光に一瞬動きを止めた。そこに来る下段からの一閃。]ッく、それは残念。[咄嗟に仰け反ることで避けようと試みるが、先が触れたか髪が数本はらりと落ちた。傾く体を右足を後方に出すことで支えて、両手で剣を構える。]