おうっ。ちょっと…いや、かなり意外だったからな
[にこりと笑うのにはきっぱりという。
騙された感覚から生まれたのは悔しさよりも面白さが浮かんだからだ]
ぁーあ…壊れちゃった…ま、いいけどね
[生まれたカマイタチに散り散りとなる破片は己にぶつかる寸前で消えうせる。
その消えた仕組みも。そして破片が消えた景色から両腕にボウガンをつけていることもだ。そこから一矢づつではなく連射できるということも彼の者にはわからないだろう]
んじゃまっ。次は俺ね
[シュッシュッと風を切る音とともに、左右より時差を生んで三本ずつ矢が胴体部に四本。脚に二本分発射される]