─修道院 墓地──…おじいちゃん。[ふわり、祖父の墓の前に立ち声をかける。同じ世界にはきたけれど、祖父に逢うことは出来なかったから。だから、ここに来たのだ。]…ごめんね、言いつけ守れなくて。人狼の話を聞いたのに、村から逃げようともしなくて。皆に、目のこと話して。死んじゃって、ごめんね。[墓に告げる言葉は、謝罪。もう既に遅い言の葉、けれど。]