人狼物語 ─幻夢─

58 Starry stone


細工師 ゼルギウス

[それが“嫉妬”という名の感情であると、識らぬままであるのは、
陽の光のようにこの身を焼かぬ光(リヒト)が好きであったから。
大切なのは、こちらも同じこと。

でも、だからこそ、ただ一人、喰われぬまま在るココロが痛む。]

『あれ、陽に眼、焼かれちゃったかな。』

[細めた紅の眦から、つっと一筋、伝う雫。
くしっと拭う仕草は幼い。

おそらく、去来する感情の名は―――淋しい。
それでも、その感情の名を幼い子のように表現できぬまま
ただ困ったように微笑んだ。

多分誰よりも、本当は淋しがり屋の白銀を知っている灰銀が、
その淋しさまでも喰らってくれるとは……―――まだ、識らずに*]

(1797) 2010/08/29(Sun) 17:01:10

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