>>1791[淡い金の羽根は胸のうちに。 少女の手は確りと握られる]うん、……ううん、あの、ね。[ゆるり、かぶりを振った。 ゆっくりまたたいてから、 金糸雀色の瞳を真っ直ぐに向け]……、……ありがとう。[*浮かぶのは、花の綻ぶような、微かな笑み*]