随分と立派な目的、そして、随分な「努力家」だな。[フィーネへと投げた声には、僅かばかり嫌悪が混じる。 世界の存在を軽んじた言い草に、ある人物が脳裏を過ぎったのは間違いなく。 後の台詞には答えを返す事はなく、見送った。]