[褒めろ、と言わんばかりにカヤは胸を張ったが、ミハエルは軽くあしらって。
それに不満の声を漏らした後、2人顔を見合わせて笑いを零した。
1年前、真実を知りたいとカヤがミハエルのところへ来てから、2人は秘密を共有する間柄となり。
そこから直ぐに親しくなったのだった。
一頻り笑った後、2人の視線はライヒアルトが埋められた一角、子供達が集まる場所へと向かう]
─……花を植えると言うことは、世話も必要と言うことになるしな。
そうすれば、子供達も様子を見に顔を出す回数も増える。
そう言うことだろ?
「そーゆーこと。
まぁ、毎日ってわけには行かないから、大半はお前に頼むことになるけど」
────………。
「……ミハエル?」