[何か必死になっているようにも見えるが、それでも...は引くつもりなどなかった。
すっと右手を差し出し、握手の位置で止めた]
何か勘違いしてないかな?
[そしてあいている左手でロザリーの柔らかい頬っぺたをつまんで伸ばした]
私が家族になろうって言ってるの! ハイかYesで答えればいいんだから!
虚が何?
傷つけるから何?
そんなの全部大丈夫!
[そう言って頬っぺたから手を離すと、ドン!と力強く自分の胸を叩いた]
私が全部どうにかしちゃうから!
[根拠など微塵もない。ただあるのは自分が居れば絶対に大丈夫という自信の表れだ]