[ 差し出した手が強く握られる。 その感触に呆然とするも、何かじんとくるものがあり。 これは、何と言うのだろう。] ―――――…はい…よろしくお願いします。 リディア……あの…。[ ごめんなさいと言おうとして、止めた。 でもお礼を言うべきところなのかも分からなかったから。] 私たち……って友達だったの……でしょうか。[ 外に出ようとする彼女に告げるも、 彼女は長老に仕返しをしているようで。 聞こえた声に声をあげて笑っていた。]