−Extra / >>1854− ――八雷(ヤクサノイカヅチ)。[揺らめく色は、白。 ティルの動作を真似て、 左腕を右斜下へと振り下ろし、手首を外へ。] 雷光よ、弾けよ。<彼女の生んだ雷光が、 彼の雷光とぶつかり合う。 言葉通りに弾け、 一瞬、目を灼く光が周囲を覆った>案ずるな。使えるのは、貴様だけではない。[光に紛れるように大きく横へ跳び、更に、ティル目掛けて地を蹴る。 崩れる体勢は、そのまま前へ進む勢いへと変えて、飛び込んでの一閃。]