何、って…変わった人だな、とは思ってる、けど。
[笑み>>1853を受けて返す言葉はどこか歯切れが悪い。
目の前の「楽士」が本当は何か、気付いていても言う気はないから]
……あれ?俺、礼言ってたっけ?
[一つ首を傾げてから、続いた言葉には苦笑混じりに]
ん、解ってる。
師匠にも言われたよ、「相手があれじゃなきゃそのままやられてた」って。動けなきゃ逃げることも出来ない、ってさー。
[大きく溜息をつくのは己の未熟さに。あの時、相手に与えた影響など知る由もないから。そうして]
あ、それそれ、その「御仁」ってやつ。
じーさんから聞いたんだ、ユーリさんと知り合いって。
あんときもそんな話聞いた気がするけど……
もしかして、最初に顔あわせる前から俺の事知ってた?
[先に遣り合った時から気になっていたことを問いかけて]