−Extra / >>1867−
なにっ!?
[同じような動きに警戒を高めて。
だがまさか威力も同じそれが返されるとは思わず。
直前の声に来るであろう事態を予測し、反射的に瞳を閉じる]
…チッ。
[それでもなお光は瞳へと迫る。閉じていても尚、瞳を焼かれるような感覚に囚われて。
それが目晦ましに使われるであろうことは予測できたから、左腕の刃を現出させながら、牽制のように目の前の空間を薙いだ]
ック!
[だが完全に阻むことも出来ず。
突き込まれた一撃は僅かに勢いを減じながらも、今度こそ左の脇腹を抉っていった。
連続で畳み掛けられるのを恐れ、足元に再び雷撃を叩き込む。生まれる磁場を引きこみ制御して蹴り、距離を離そうと試みて。
目にもまだチカチカと黒点の乱舞が残っていた]