[黒剣を弾く手応えがあり、それと共に魔族が距離を取る>>1882] ああ。[問い>>1884に小さく頷き、構え直す彼と再び向き合う] はあっ!![地を蹴る魔族にこちらからも踏み込んで。 下段の剣を上段から受けようとする。 視界をちらつくのは、先より濃さを増した黒い霧] !?[刃が切り裂いたものが空気だけではないと、気付いたのは一瞬遅く。 踏み込んだ勢いそのままに、袈裟懸けの裂け目に手首までが呑み込まれる]