[未だ、"在る"のは。 何か意味があるからなのだろう、か。 けれど、口から以降が漏れる事は無い。 そのまま、俯いては黙りこくった。 まるで、"家"にとじこもるように。] ……駄目、ね[口癖が零れる。 まるで全ては夢の中の出来事。 諦めが、結末を生んでも、何一つ変われない。 何故、未だ此処に"在る"かの理由が 自分の中で見出せていても、動けない。] ……ごめんなさい。