…君が納得しているなら、俺にはそれ以上言えることではない、ね。
[愉しむかのいろに緩く苦笑い。
少しだけ思考を巡った言葉は、今は封じる]
ねぇ、君は俺を過大評価して何か隠してる?
[問いの言葉は笑み混じり故に冗談のいろばかり]
[赤が舞い散るのを水宝玉が端に捕え。
その所為で反応は一瞬遅れる]
お、っと、!
[払われた剣に体勢は僅かに崩れてあっさりと蝶は手の外へ。
振り払われた勢いに敢えて乗り、くるりと回る内に両手の剣は其々に水に散って]
[先に向かった水宝玉が蝶を視界に捉える時に右手の人差し指に回るのはチャクラム。
遠心力までをも乗せて蝶の右手を狙う、けれど。
勢い着いたが為に、実際に何処へと飛ぶか]