>>1999[夕暮れ間際、ゆらりと進む、緋色の影。それは墓地の前でふと立ち止まり、しばし思案した後、奥へと進み]「おやおや、こんな所に迷子が一人。 そんな様では、魔に攫われて戻れなくなるよ?」[奥の墓、その前に佇む者へとからかうように声をかけ]