……水、か。我としたことが、己が弱きを忘れて居るとは、な。[ふわり、それでも浮かぶのはどこか満足気な笑み]翅が濡れては、これ以上は舞えぬ……まして、両の手を封じられては、の。そなたの、勝ち、じゃな。[そこまで言って、ゆらり][傾いだ体はゆっくりと地上へと、降りていく]