>>2049…私は魔を認めてしまったから。さびしそうと、かわいそうと、そう思ってしまったから。[風に乗り静かに響く声。誘われるように答えを返していた]元々私の力は弱いのに。だからもう、視ることも出来ない。それなのに櫻木を伝える役目に…って。[父の確認。それは確認であって殆ど決まったらしき話で]私じゃ、駄目なのに…。[風に揺らされた髪がその表情に影を落とした]