『君は……』[返った答え>>2069に、僅か身を震わせる。懐かしい笑顔が、今度は銀の月に浮かび上がって。嗚呼、と息が零れた]『聖なる花を、愛したのか。 そのために離れ、けれど帰る日を諦めないための歌。 まさか、そんな同胞がいるとはね……。 何故強く惹かれたのか、よく分かったよ』[約束はせず姿を消した自分。けれど願ったのは恐らく同じ、朱花の幸せ。そこに強い共感を覚えたのだろうと。そう思い至り、低く笑いながら囁いた]