[こちらの問いに、魔族はしばし目を閉じ沈黙する。 返って来た言葉>>1953に、赤色の目が見開かれた] え? ……ちょっと待て、お前何を言っているんだ![問いに対する答えはなく、代わりに告げられようとしているのは遺言めいた言葉] 私は、お前を死なせるつもりなんてない! そんな頼みなど……![思わず無事な方の肩を掴んだ手が震える。 こちらを真っ直ぐ見詰める瞳に、無下に断ることも出来ず、言葉は途中で途切れた*]