>>2089「揺れてならぬは、己が本質。 それを見失い、本質を寄せれば魔ともなろうが。 本質を失しなければ、望まぬ、望まれぬ変貌などは起きぬもの。 彼の桜の子が魔となれりは、己が本質を揺らがせたがため」[言葉はどこまでも静かに]「望まぬ変化は、己が想いを確りと保てば起きぬもの。 なれば、望む変化をもたらすのは……さて、何かな?」[縋るような視線、それを穏やかに見やりつつ。紡がれるのは、謎かけのよな言葉]