え?え?もしかして……攻撃体勢っ!?
[思わず一歩後退する。
………ヤドカリは、基本肉食である]
ま…っずい、ぞ、これ……と、とりあえず『防御結界』!
[素早く護りだけは固めて、メモ帳…「言伝えの葉」を「攻撃用」に起動する]
あんま、殺したくねーし……えーっと……
『裁きの雷、天より来たりて我に向かいし物の動きを止めよ』……『サンダーレイン』!
[向けた力は攻撃ではなく、電撃による足止めを狙った物。
落雷の音が辺りに響いて、手ごたえはあった、筈……なのだけど。
ゆらり、その殻は揺れただけで]
………効いてねぇぇぇ!
[などと、普段にはない声を上げて、とりあえず次の一手を、探す*]