『大切だから……離れて。 それきり……会いに行って、ない、のか?』[物思うような響きに、問いを投げる。自分はもう一つの──『蒼の花』の眠る場所で交わした『約束』があるから。時折、戻る事もある、けれど]『やっぱり……怖い? 同じ事が起きる可能性が』[それすらしていないと取れる言葉に。誓いと共に抱えているものがふと、零れ落ちた]