……っ[響くような痛みよりも、 驚きの方が大きくて声が出ない。 言葉を探しているうちに、 肩を掴む手が震えていることに気づけば] おまえ…… 悪を倒すのが正義だろうに。[苦笑がもれたのは、自分が赤い頭を撫でようとしていたことに気づいたからで。 右手も左腕も、それを叶えることが出来なかったことに、感謝した*]