― 『神樹』前 ―
あ、じゃーやっぱココで合ってんのかな。
[少し安堵した様子で、大樹を見た。
直後の問い掛け>>2143にすぐに視線は戻ったが。
背筋が少し伸びたのは別に相手の声が少し低かったから、というわけではない。きっと]
えっと、理由の方は……元居た場所に帰る方法、何か知ってないかと思って、なんスケド。
[頭を掻きつつ、“どちらから”の方にどう答えたものかと思案。
その間に続けられた言葉に、顔を思いっきり顰めた]
え、マジすか……さっきもちょっと迷って、同じよーなコト言われたんスけど。なんでそーゆートコばっか立ち入っちゃうかなァオレ……
……あ、あの、居ちゃダメなんだったらすぐ行きますんでッ。
[早くも後ずさりの構えをしながら]