あ。[やべ。とか思う間もなくて]……“戻れ”っ![呼びかけの声を発しながら一端、1.5倍ほどの長さに伸びた棒を放り投げ、相手に当たった反動と、(違う意味での)衝撃とを受けながらも、すとんと着地。後から落ちて来た棒を受け取る頃には、元の長さに戻っていた。ヒュン、と一度回すと、片手に持ったままハインリヒに近づき、先っちょで、つんつん]生きてるー?