─ 放浪の一幕 ─『そうか』[揺らがぬ宣>>2155に、短く頷く。その困難さは想像に難くないが、無駄だと馬鹿にする気にはならなかった。そういうものもいるというだけで、胸の空く気分になれた]『痛いところをついてくれるな』[呟き>>2156に苦笑の気配を返す]『だが……同感だ。 過ぎた年月を思えば、今更すぎる気もするが』