>>2203[笑う声。だが否定はされなかった。伝承に詠われるその人本人なのかどうかを知る術は無い。だがふわりと頭に乗せられた手から伝わるのは、見守る者のような優しさと、紛れもなく強い力の波動]あ、あのっ![宵闇の迫り来る中へと消えようとする人に声を掛けた。だが何を続けて言えばいいのか分からず、結局]ありがとうございました…![そう、深く頭を下げた]