[こうやって、手を繋ぐことも、
こうやって、一緒に話すことも、
こうやって、同じものを見ることも、
もうないって思ってた。
でも、伝わってくるぬくもりは、ほんもので。
あの日、あの時、死んで、殺して、しまった人たちはどうしているのか。そんなことを少し考えて。
本当は、しあわせになるっていうのは、いけないのかもしれない。でも、]
りきっちゃん、
[うれしくて、うれしくて、たまらない。名前を口にするのは、本当に小さな音だった。
ただ一つ、間違いなく、ずっと心にあった言葉を、*口にするのも、まだ小さい*]
――だいすき。