人狼物語 ─幻夢─

18 【機鋼の宴】─精霊演戯・第三演─


教師 オトフリート

─影輝界─

「……きゅ?」

[不意に感じた異なる気配に、そこを注視していたヴィオレット。
出た来たのは隠居が可愛がる影精の目付け役とその連れの氷精]

『あー、あの件についてかぁ』

[投げかけられた問いに、ふとこんな事を考える。
若き影精の言葉遣いは気にしてはいない。そこは、奔放さで知られる影輝王の魂より分れし存在が故か]

「きゅ。
(訳:あー、知ってるけど。ボクの一存では喋れないねー。
ちょっと待っててね、ハヴェに取り次ぐから……そろそろ、中枢から出てくると思うんだ)」

[ぱたり、と羽ばたきつつこう告げると、影精は慌しく中枢へ]

「きゅきゅー。
(訳:ついてくるー、そこの氷精くんもー)」

(2366) 2007/11/27(Tue) 08:13:06

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