そも、なんでそう……。[言いかけて、けれど、言葉が上手く見つからなくて。ふる、と首を横に振る仕種を数度、重ねた後]……俺みたいな存在に触れて安心感を得られるって、あり得ないと思うんですけど。……そう、思わないんですか?[人でない事は既に示唆している。神魔たる本質まで晒すにはいたってはいないけれど、異端であるのは示している。おおよそ平穏とは無縁の存在が安堵に繋がる理屈が自分の中で上手くつかなくて。投げかけたのは、こんな問いかけ。*]