[ 新しく家族となってくれた、親友。 彼女のために自分ができることはあるだろうかと。 最近、小説を書くことを始めた。 本を読むことは嫌いではなかったので趣味程度だが。] 嗚呼…もう、すっかり……。[ 風が運んでくる香。 羽根を広げれば淡い金色がそっと光を放つ。 暗く明滅するそれは、まだ何処か自信なさげで。] 変わらず元気そうですね…。[ 彼女からの手紙を読んではその内容に笑う。 自分も1歩進むべきだろうか。 真っ暗な世界に、光が必ずあるように。]