こないだの実習?
[そういやいたなあ、と今更のよに思い出し]
は……律儀に、後日改めてのケンカ売り、かよ!
[吐き捨てるよに言いつつ、抜き出した無地のカード三枚を、そのまま魔力弾へと叩きつけるよに投げながら横へと跳ぶ。
衝撃で砕けた破片が飛び散り、頬をかするのは放っておいて、新たに出したカードに指先を滑らせた]
っつーか、なんでこんな面倒な事っ……。
[文句を言いつつ、描くのは風のルーン]
……猛る疾風、刃となりて、駆け行け……疾風刃!
[投げたカードが生み出すのは、唸りを上げる疾風の刃。
それは真っ直ぐにゲルダへと向かう]