[全身から噴出する炎は衰えることなく
ぴくりと反応するフウガを一喝するライヒアルトにすっと目を細める]
あくまで、龍は使わないんだ
底はまだ深いのかな
なら…………
[そう呟いた彼女の右手。そこに握られた銃はどろりと形を変える
と同時、錬金によってその質量は増大していく
しかし、その変容が収まる前、彼女は前に走り出す
迫りくる水の奔流は、イグニスの援護砲撃と左手に集めた炎で道を開きつつ]
これでどうかな!?
[そう言って振り上げた右手に収まっていたのは、鉈と銃を組み合わせた奇怪な代物
そして、それを袈裟斬りに振り下ろす]