[緩やかに上がる視線>>2490を真っ直ぐに受け止める。
少しだけ心配げないろを宿していた水宝玉は、けれど対する瞳に揺らぎが見えなくて、はたりと瞬いた]
[それから、呼ぶ声に応じた言葉に]
……そうだね。
とっても、安心した。
[それは、自身が生きていることを実感したというよりは。
手を届かせることができたことへの安堵が大きかったけれど]
[元々その辺りは触れたいが故のでっちあげの理由だったのは、秘密]
[目を細めるような微笑は、幼げないろに対して柔らかく]
[けれど、間もなく悪戯に転じて]
だから、今後のお使いのご褒美はこれがいいな?
[にっこり、笑ってみた]