[不意に、伏せられていた瞳が上げられる。視線が向かうは、演舞の場。そこに歩み寄ったのは、興味を引かれてか、他に理由があるのか。いずれにしろ、いつの間にかその手に握られし太刀は、その場の『用途』を理解している事を伺わせ]……なれば、お相手いただければ、幸い。[言葉と共に微かに浮かぶは、魔の笑みか]