……ちっ……さすがに、止められ、ねぇ、か。
[火炎による直接的なダメージは被らなかったものの。
それが内包するエネルギーは陣を超えて、衝撃を与えてきた]
……つか、組み合わせ間違ってたら、ヤバ、すぎ、た……。
[『聖戦』と『支配』の組み合わせは、こちらが暴走するのを抑えるに一役買ってもくれたようで。
安堵の息を吐いた後、軽く咳き込む。広がるのは、血の味]
で、向こう、は……?
[口元に僅かに零れた色を拭いつつ視線上げると、丁度、炎の槍が飛ぶのが見えて]
……なに、やってん、だ。
[思わずぼそり]