[>>2549たじろぐ相手が心のうちで何を思っているのかなんて──そも何かを思っているなんて、考えもしないで郵便屋の顔を見ている。
見る間に、ほんのりと、赤みが差したような顔色。
瞬きして口を開きかけるも、かすかな声に先んじられて、少し考えてみる]
……うん。
初めて言った。
[頷いた]
こちら。
やっぱり郵便屋は姿が変わるのか。
[夢の中で、確かに触れた気がするあの感触は、幻ではなかったのだと頷いて]
そうだ。
上から落ちてきたのは……どういうことだ?
[木の上のほうに”落ちていた”事情をいまさらに尋ねた*]