タァーッ![気合一発。掛け声と共に上空からの一撃。相手も決着を狙うのか、大きく避けられる事は無く。立ち昇った香りと共に薔薇の花弁が顔を包む]う…ぁ…[ジンと頭が痺れてくる。じわりと闇が沁み込んでくる]…は、な………も…えろ…っ![どこか舌ったらずな口調になりつつも、左手を口元へと寄せて空気震わせる。未だ滲む血から炎が吹き上がり、花弁へと移った]