[二人のやり取りの意味は知らぬが、それを追及する事はなく。
問いに問い>>2882を返されると、にこり、と笑った]
ええ、折角お会いできたんですし。
席自体はこの場に呼び出せばいいから、時間もそんなにかかりませんしね。
[言いながら、抱えた竪琴に手を滑らせる。
音律を奏でる事でティーセットが一式現れる様は、同じ陣営のものであれば幾度か目にしている光景。
そうして、茶会を望む意識の裏には、ほんの少しの悪戯心もあるのだが。
ほんの僅かに瞳に滲むだけのそれに、気づけるものは果たしてあるか。
何れにしても音律は奏でられ、森の中は急遽茶会の場へと転じる事になるのだが]