― お茶会 ―
[>>3037ぺいっと叩けば、上がる高い声。
瞬く瞳に、深々とひとつ、頷いて見せたり。
大丈夫、大丈夫と繰り返される言葉、
自分が引き金なのに少しおかしくなる。
郵便屋の申し出に、黒幕は微妙に押され気味なのは見てわかるが、黒幕も大丈夫と口にしたからもはや口出しも手出しも無用だろうと思う。
>>3059見ている間に郵便屋は再度黒幕の頭を撫でて。
こちらに視線をくれる頃には動揺もすこし、落ち着いた気配。
小さく数度、頷いた]
ユーリ。お茶。
[にっこりとした笑顔を作る黒幕に、
常と同じくお茶だけは遠慮無く入れろと主張する魔族である*]