─ 泉の辺 ─
[足が欠けたら死ぬ。
それ>>3097を聞いて、普段瞬きの少ない蒼の瞳がはたり、瞬いた]
その程度で死んでしまうのか、お前は。
[その程度。
ネッドにとっては直せるもの、死に至りもしない事柄。
驚きにも似た表情を浮かべた状態で、伸び至る手が頬を撫で行くのを見た。
そこから与えられるのは、ただ触れたと言う事実のみ。
触覚も最低限にしかないその場所から、相手の心の内を測るなんてことは出来るはずもなかった]
…お前が、俺を傷つけるってゆーなら、俺はやり返すゾ?
[心に痕を残すと言うのも分からなかったから、傷つけるならやり返すと言う自分の在り方だけを示す。
ランスとの会話は分からないことだらけで、何度と無く首を傾げる仕草が繰り返された]