― 泉の辺 ― [>>3104はたりと瞬く瞳は、常は見ることのない方向への、感情の揺れ] ああ。 すごく痛いしな。 腕と足があっても、腹も傷次第では多分死ぬな。[相手の頬を撫でる。 伝わるのはすべらかな感触。傷ひとつ無く、きっと永劫変わることがないだろう手触りを感じながら、目を細めた] いいよ。[やり返す、と。首を傾げてばかりの相手に、頷く] そうしたら、お前が傷ついたって、俺がわかるからな。[小さく笑って、告げるのみ。 手を出すそぶりも、見せない]