……はぁい?
[優美な挙動で紅茶を淹れる合間。
名を呼ぶ声>>3138に、緩く首を傾げて見せる。
向けられる視線の厳しさ、それの意図する所は察すれど、楽士に動じた様子はなく]
大丈夫ですよ?
[何が、とは言わず、ただ、それだけを返してにこりと笑む。
悪戯以上の──例えば、完全に心を書き換えたり意思を奪うような、そんな大掛かりな事をする心算はない。
……もっとも、悪戯の上の『お願い』が郵便屋に厄介事を齎す可能性はあるが]
(仮にそうなったとしても、『誰か』が動くでしょう?)
[今険しい視線を向ける魔族か、或いは、光となり得る者か。
誰がどう動くかは未だ未知数だが、そこに生じる少なからぬ混沌の揺らぎは神魔の望むものだから。
思いつきからの悪戯の下準備は、密やかなままに進められてゆく。*]